odolの企画ライブ、Center Lessonに行ってきた。結論最高だったっていう、それだけなんだけど、最初から最後まで、気持ちよくて贅沢な時間だったなあ。
Taiko Super Kicks
最初はTaiko Super Kicks、YouTubeとかサンクラではめっちゃ良いなと思ってたけど、ライブで聴くのは初めてだった。あのくらいのテンポ感、水みたいに薄いビールとか飲みながら、ゆるりと聴いてて身体揺らすのにぴったりな感じ。ライブだと音源よりなんだかずっと艶っぽくて、ときめいた。淡々と裏拍とる感じなあ、いいよなあ。
MCはほとんどなくて、ストイックに、淡々と歌い上げていく感じがかっこよすぎたし、それが彼らの纏う独特な空気感に一役買ってるんだろうなと。ほんと聴いてて気持ちよかった。「夜」「水」も好きだったし、最後の「夏を枯らして」とか最高でした。
Predawn
その次がPredawn。ほぼ初めて聴いたんだけど可愛すぎた。あれで三十路とは思えないし、まだ蒙古斑あるらしいよ。可愛すぎるなあ。独特のエアリーな歌声とか、繊細なギターとか、ふわふわしてるだけじゃなくてちゃんと完璧に気持ちいいとこで歌ってるのが素敵。曲終わるごとに言う「ありがとうございます」も可愛すぎたな、天使だったなあもう。
Odol
そしてodol、ピシッとシャツにネクタイで登場。森山さんはジャケットまで。フロアで見かけたときはTシャツとか着てたのにな。パーティー仕様か。
最初が「あの頃」で、2ndからやるかなあと思ってたからびっくりしたけど、あれ1曲目に最高だから納得。
歌い出しのミゾベさんの表情めっちゃ良かったし、どっかのタイミングで口パクで「ありがとう」って言ってた、誰に対しての何のありがとうなのか分かんないけど、そんなの素敵すぎるよね、こっちがありがとうですよね。
たぶんその後が「飾りすぎていた」「退屈」。退屈の垣守さん、相変わらずキレッキレでかっこよかった、時々ニヤっと笑う時があって、なんか目が合ってる気がして照れたわ、誰だよ自分…。
個人的には前回のインストアライブで(聴きたかったけど)聴けなかった「逃げてしまおう」とか「生活」が聴けたのが嬉しかった。YEARSで一番好きな「綺麗な人」は最後のMCの前に。エモさがマシマシだったな、ミゾベさんのギターの弦が切れるくらいにキマってた。みんなほんとに楽しそうで幸せだったなあ。
最後の3曲の前のMCで、井上さんからワンマンの告知が。ワンマンライブ、やらないのかなあってずっと思ってたからほんとにうれしい、おめでとうの気持ちでいっぱいです。
【odol】東京・下北沢GARAGEにて、結成以来初となるワンマンライブ「Variation」開催決定。https://t.co/bCJ937Mcwk pic.twitter.com/LOoBByZ6xQ
— UK.PROJECT (@UK_PROJECT) 2016年7月17日
バリエーションと書いて、バリアシオン。フランス語読みらしい。ついバリエーションって言っちゃった井上さんに森山さんが淡々とコメントしてた。笑
帰り道ずっとアルバムリピートしてたけど、やっぱライブで聴くodolの一体感とか、溢れてる感情とかが特別すぎて、ほんとに行って良かったと思える。
YEARSは、誰かといろんなつながり方をしているアルバムだなと、最近気がついた。「years」では『話させてよ』、「逃げてしまおう」では『君の話を聞かせてみて』、「夜を抜ければ」になると、『ねえ、話をしよう』。他にもいろんな距離で、誰かとの関わり方があるみたい。飾りすぎてないシンプルな言葉で、だからこそ聴く人たちにすとんと入ってくるし、全員が全員、ちょうど良いバランスで主張しながら、自分たちの音楽をちゃんと進化させ続けてるバンドだと思う。
最高だったな、ほんと。ワンマン楽しみにしてます。
追記:今井さんのインスタにセットリストがあがっていました!
あの頃 / 飾りすぎていた / 退屈
逃げてしまおう / 17
グッド・バイ/ ベッドと天井 / 綺麗な人
years / 生活 / 夜を抜ければ