ヒコロヒー単独ライブ「その次の女」に行った話

ヒコロヒーさんを初めて見たのはひかるぶんどきさん主催のネタと大喜利のライブ、『活力』だったと思います。その後に『一等賞になりたいの』でよくお見かけするようになり、その度にかっこよさにぎゅんぎゅんしていたヒコロヒーさん、初めて単独に行きました。

 

前回角座に行ったのは、今はもう解散してしまった松竹の芸人さんの単独ライブだったので、これも2回目ですね。

 

とても良かったです。本当に。ヒコロヒーさんのうまさと、かっこよさと、かわいさと、そして何より面白さがぎゅっとなってました。

 

今後どこかでやられるネタもあるかと思うので、詳細は控えますね。「マサシ」や「自分さがし」は、以前『一等賞になりたいの』か何かで原型を見ていたんですが、仕上がってて改めてたくさん笑ってしまいました。ちゃんとフッて、数段上のところで正解みたいなものを出してくれる感じ、本当にドン!って笑いを生み出してましたね…。「草間彌生」の漫談とか、青年海外協力隊とかの、たぶんギリギリ言っちゃだめな感じのことをすっぱり言ってくれてるのもとっても好きでした、ああいうのが似合う本当に…!!!かっこいいです。ひたすら。

あとは農民一揆のネタは時代劇っぽいテイストだったんですが、その辺の、普段とは雰囲気違うネタも素敵でしたね…。

 

幕間の替え歌映像もめちゃめちゃ笑ってしまいました。麻雀のやつが一番好きだった記憶がありますね、!本来やりたいお笑いの邪魔になるくらい音痴、みたいなことを仰ってたんですが、ぎりぎりでした。また見たいなあれは…。

 

誰が女を演じる、というと「ぶりっ子」とか「小悪魔」みたいなキャラクターがわかりやすいしありがちなような気もするのですが、ヒコロヒーさんが演じる女達はみんなそういう女ではなく、でもちゃんといそうでいない、ヒコロヒーさんの女になっているのが素敵だなと思って見ていました。

 

オープニングコントの幸せな女と、エンディングコントのつながりも(おこがましいですが)ヒロコヒーさんらしくて素敵でした、そういう女が本当にお似合いになる…!

 

後半には周りの芸人さんに聞いたヒコロヒーさんの印象、みたいなコーナーもあって、今まで知らなかったヒコロヒーさんのプライベートな面をちょっと見せてもらえて嬉しくなっちゃいましたね…「男と会いまくり」とか言っちゃう感じももはやかっこいいので好きですね。

 

エンディング、ヒコロヒーさんが、こんなライブに来てくれているお客さんに私たちは延命されている、というようなことを仰っていたんですけど、私からしたらお互い様なので、本当に。まあ例えば、何の意味も、生産性もない毎日とか、存在の必要性の無さとか、そんなようなことで、心が少しずつすり減っていたとしても、面白いものを見て笑うとか、そんなようなことがあれば全然良いなあと思いますね、むしろもう、それこそです。まあでもあとできれば美味しいものはたくさん食べられた方がいいし、好きな服や好きな音楽に囲まれていたい気持ちももちろんありますけど、!

 

その後言ってたことで不覚にも泣いてしまったんですけどこれは静かに心の奥に留めておきますね。ふふ

 

ブログを書きたいと思うライブはたくさんあって、でもかけがえのない一回のライブの、1人1組の芸人さんのひとつのネタを、私がぞんざいに語ることへの怖さみたいなものとのけんかが心の中で繰り広げられた結果手が止まってしまうことが多くなってしまっていますねなんか。同時に、言葉にしたらそこからもう崩れて終わってしまうような気がするくらい、こっそり大切にしておきたい感情、みたいなものも確かに存在すると信じたいので、なおのことうまく文章にできないまま、細切れのメモみたいな記事だけが下書きに積み重なっています。もう少し落ち着いたら書けるかもしれないなと思いつつ。

 

ヒコロヒーさんが、次はどんな女を見せてくれるのか本当に楽しみです。おつかれさまでした。ありがとうございました。