地元のツレに久しぶりに会ったのにそんな話するなグランプリに行った話・後編

前編はこちらです。

 

 

地元のツレに久しぶりに会ったのにそんな話するなグランプリ、一回戦を終えて戦いは準決勝へ。船引さんは元相方の武田白菜児さん達とUSJに行った話をするも、武田さんが芝さんの「嫌いな芸人ランキング」第3位に入っていることから「そいつの話をするな!」と言われ脱落。復活した木田さんはバイト先のエピソードを話すもシンプルに「オチが弱い!」と一蹴されてしまい、ここでガクヅケが消滅。オカマのホームレスってありそう感出しつつめちゃめちゃインパクトあって良かったんだけどな!フカミドリ杉山さんは1回戦から続けてツカミの「背伸びた?」を使いこなしつつSODのAVで「コラーゲン配合マン」が出演している特典映像の話、落とし方がスマートすぎて不覚にも素敵だなと思ってしまいました。矢巻さんもカズレーザーさんとの旅行で行った神戸のきったねえスナック「スナック ボイン」の話でしっかり通過。このあたりにフカミドリの強さがありますね。

続く川北さんは、花粉症対策でガスマスクをしている話でまたもやコンパクトかつスマートに「地元のツレに久しぶりに会ったのにそんな話するな!」を引き出してました。夢の中身まで面白くてさすがだったな。ガクさんは私服が袴のお兄ちゃんの話だったんですが、なんかホワホワっとしちゃって脱落。一方のサツマカワさんは第一声で「まだ許してないから!!!!!」で他にない空気を作るところこらのサンプラザ中野くんの話で決勝進出。絶妙な緩急の使い方はやはり他と一線を画していましたねえ。浜村さんはお母さんに買ってもらったゲームの話だったんですが、芝さんと同世代なのが仇になり似たエピソードを被せられて脱落。この後の牛女しらすさんのおじいちゃんがヤクザの話、加納さんの村上さんのキスマークの話、栗原さんの太ったケンくんの話あたりは中盤のインパクトが強すぎてだんだん尻すぼみみたいになるのが惜しかった気がしましたね。いやまじでエピソードとしては全部とにかく面白いんですけど、審査基準が「とにかく地元のツレに久しぶりに会ったのにするべきじゃない話」なので、加減が難しいところなんでしょうよ、たぶん…。ここで芝さん曰く「飛車角」のひとり乳桃さんは人生の転機には木村カエラが新曲を出す話でまたもや爆笑とともに「地元のツレに久しぶりに会ったのにそんな話するな!」を引き出して華麗に決勝進出を決めてました。その上終わった後さらに当時の彼氏とのエピソードでさらに「地元のツレに久しぶりに会ったのにそんな話するな!!!」を引き出す最強っぷり。社宅ってワードがもう強すぎたな。続く「マジでただの女子」は実家の犬が死んじゃった話をめちゃめちゃ「マジでただの女子」な感じで話してて最高だったんですが、あまりに「マジでただの女子」だったので残念ながら脱落。前編でもこんなこと書いたな?あの感じはプロでは出せないですからね…さすがでした…。いや、これ、準決勝からどうするかみたいなところも戦略だと思うんですよ私。一回戦のエピソードとどう絡めていくかとか、ツカミやキャラをどう再利用するかとか。2回目にして奥深さが見えてきましたね、単なるイベントじゃないんですよ、賞レースですから。次回からTwitterで採点して速報あげる人出ますよこれは。

 

いよいよ決勝となったところで、舞台の後ろから3助さんが杉山さんを人質にとってもう一回出せと暴れようとしましたが空気は微妙な感じに…3助さんに杉山さんを斬れと言われた高橋ちゃんのオドオド感が良かったです。

気を取り直してフカミドリ杉山さんは先ほどのエピソードの続きを出すもオチで名前が挙がった先輩芸人さんに触れづらいとのことで脱落、続く矢巻さんも芝さんの相方ともしげさんのエピソードを出したことにより評価のしづらさから脱落(シャラ〜ぺさんの解説によると彼は単純にこの話をしたかったのでは、とのこと)。優勝候補川北さんは前回優勝した際のエピソードを元に「俺らのコンビ名をジャリズムだと思ったまま死んだおばあちゃんの三回忌で天パのおじさんがお寺さんに挨拶したのに無視されてたんだよね」という話をしたのですが、あまりにもコンパクトすぎてストンと来ずにイマイチ、サツマカワRPGは同期のジャガモンド斉藤さんの最低なツッコミの話をしましたが、芝さんがしばらく悩んだ結果結局脱落するという不安な展開に。これを受けてシャラ〜ぺさんは「個人名みたいなわかる人わからない人いるのを出すと通りにくいのでは?」と分析。そういうのもあるのか。続く乳桃さん、「地元のツレに久々に会ったのにそんな話するな!」を引き出せば即優勝だったのですが、なんでも許してくれる最高の友達の話は今までの話に比べるとやや弱く、一歩及ばずでここで全員が不合格に。急遽サドンデスを行うことになり、芝さんがサツマカワRPGと乳桃みゆを指名。優勝決定戦にもつれ込みました。

 

優勝決定戦、サツマカワさんは弟さんの遺品整理のエピソード。オチこそ面白かったのですが芝さんからは「地元のツレに」ではなく「『こんなところで』そんな話するな!!!!!」のツッコミを受けてしまい敗退にリーチ。対する乳桃さんは浅草のおいも屋さんのお兄さんに一目惚れした話で爆笑とともに「地元のツレに久々に会ったのにそんな話するな」を勝ち取って、ついに優勝を決めました。乳桃さん、ほかの人にはなかなか話せない濃いエピソードを持っているこことはもちろんですが、芝さんの相槌に対する返答や口調が絶妙に「地元のツレに話してる」感があってちょうどよさがあったんですよね…これからエピソードトークします!!!って感じがありすぎないというか…そこが勝因のひとつなのではなどと勝手に思っています…。まだこの賞レースは他のそれよりも分析する人がいないのでまだ言いたい放題かなと思ってつい…すみません…。

 

そんな感じでエンディング。いろんな人が物販の紹介をする中、スーパー3助さんがピンクのボールに顔を書いた「街裏ぴんくののどちんこ」持ってきましたって言いながら告知してました。手めちゃめちゃ震えてたな…。あと次回シャラ〜ぺさん主催ライブ「きしたかの高野生誕祭 ~プライベートの説明してんのか?~」の告知で高野さんが舞台に上がるも、みんなから野次を飛ばされまくっているのも最高でしたね。加納さんが一番言ってたや!!!

 

あと、前売特典でもらえた冊子がまじでめちゃめちゃ良かったんですよ。シャラ〜ぺさんが書いた文章がそもそもめちゃめちゃ良いのでぜひブログ読んでほしいのですが、これだけの長文でも面白く読めるのでやっぱすごいなと。私シャラ〜ぺさんとは多少エリアが違うんですけど、地元が青森ということもあって、アウガとか叙々苑への憧れとか東京に出るあの感じとか、リアリティに胸の奥を突き刺されながら読みました。シャラ〜ぺさんが高校生の時、私はちょうどうんこみたいな中学校に通ってたくらいなんですよね。その頃、ほんのちょっと向こう側の街でシャラ〜ぺさんが生きていて、近いようで遠い世界でああいう生き方をしていたことを思うと、感慨深い以外の言葉でこの感情を表現できたらいいのになと思いながらぼんやり遠くを見つめてしまいますね…。(今調べてみたら私の中学校からシャラ〜ぺさんの高校まで余裕で30キロ以上あったのでほんのちょっと向こう側でもなんでもなかったです。)

ブログはこちらですのでぜひに。

http://blog.livedoor.jp/itsuketsu/

 

トークライブとかエピソード話すライブとかとありますけど、それらとは一線を画する稀有なライブだなあと思いましたほんと…音楽とかにもこだわってたし、Aマッソみたいなライブシーンでトップクラスの方々から、前回出ていなかった中でも四千頭身みたいな新進気鋭の若手、さらには乳桃さんなど他のライブではなかなか見られないような方までフラットに出ていて全員が面白いってことが、もうそもそもライブではあんまりないのでシンプルにメンバーも良いですよね…。ネタが面白いとかそういうのとはまた違う次元ですし。シャラ〜ぺさんありがとうございますという気持ちですわ…。あと芝さんは本当にすごいなと思いましたね、能力値が高すぎます。芝さんが地元のツレ役だという事実が、このライブをおもしろ最高ライブとして成立させている一番の要素だと思います。すげえや。すごさでボキャブラリーが貧しくなってしまいます。

 

また次の開催を本当に期待してます!

そんな感じです!

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