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五の席に行った話

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五の席〜話芸のつどい〜

@紀尾井小ホール

出演:桂三度、桂宮治、玉川太福、ヤーレンズ、ルシファー吉岡

 

大学の先輩が落語好きで、私はヤーレンズとルシファーさんが好きなので、一緒に行こうということになったやつです。紀尾井ホールは素敵な場所で、スタッフも多くて、なんとなく格式高い気配が致しました。

 

オープニングは出演者が勢ぞろいでトークタイム。緞帳が上がると桂宮治さんだけが手をついてお辞儀していて、それに誰も触れないというボケからスタート。上手2人がハゲていることをいじっての「ハゲのつどい」みたいな話からもうずっと、ルシファーさんが散々にいじられていました。おいしいね。あと舞台が土足厳禁だったのか、普段は靴を履いているヤーレンズやルシファーさんが靴下なのがちょっとだけ面白かったです。

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漫才師:ヤーレンズ

ヤーレンズは普段のお話をぐーっと引き伸ばした安定のおしゃべり漫才でした。ずっと聞いてみたかった長尺のヤーレンズ、非常に素敵でしたね。楽しそうに話しつつ、後半でキュキュッと寿司のくだり入れてくれる感じもめっちゃ良かったです。くだらない言葉遊びの巧みさみたいなところはほんと、流石としか言いようがないです。久々に「ネタ」も見れて大満足でした。

 

浪曲師:玉川太福

浪曲からは玉川太福さん。浪曲という文化すら全く知らなかったのですが、新作を持ってきてくださったので堅苦しくなく、ジワジワとくる感じが楽しかったです。一緒にするのは失礼かもしれませんが、先輩が言っててなるほど、と思ったのは、レイザーラモンRGの「あるある」の感じに非常に似ている、というところです。それが太福さんだからなのか、浪曲ってそういうものなのかは分からないのですが、散々溜めて、こっちをギリギリまで待ち構えさせてポン、と切ってくる感じ、完全にRGでしたわ。ずっと笑い待ち。あれが好きなひとたぶん絶対好きなのでぜひ太福さん見に行ってください。

 

落語家:桂三度

あの三度さんですよ、新鮮で面白かったです。生徒が先生のところに学校辞めます、と言いにきたのをうまいこと言って引き留めようとする、というお話でした。漫談っぽさもありつつ、役の切り替え方や話のオチの感じは確かに落語っぽくて素敵でしたね。ラクロス…。

 

コント師:ルシファー吉岡

ルシファーさん、なんやかんや見るの久々だったような気がしますが、今まで見た中で一番上品なネタでいらっしゃいました。役の演じ分けもとってもうまかったし、後半の展開、10年後のシーンなんかひたすらニヤニヤしちゃいました、とりあえずよしえは最高です。ルシファーさんの単独とかきっととっても楽しいんだろうなあ。

 

落語家:桂宮治

宮治さんは古典落語から「七段目」。私は落語も歌舞伎も全然知らないのでちょっとだけ身構えてしまったのですが、枕や合間合間にうるさくない程度の、絶妙に丁寧な説明を入れてくださっていたのでストレスなく笑えました。あのくらい分かりやすくしてもらったところから始めるなら、全然落語楽しめるなあと思いました。ちょっとちゃんと寄席とか行ってみたいですね。

 

 

確かにお客さまは少なめでしたし、若いひともあまり多くはなかったのですが、本当に良いライブでしたね。「話芸のつどい」なんて言うと確かに格式高い気配はするのですが、どの出演者の方も、親しみやすく、でもちゃんと面白い絶妙なところでやってくれてたのがありがたいなあと。今まで見たことなかった浪曲や落語に触れられたのもなんだかワクワクしました。行って良かったですほんと、終わった後の充実感がすごい。赤字だとしても是非次回も開催してほしいです。そんな感じです。

 

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ヤーレンズのネタが「侍の決闘」なのがジワリと面白いですね…。

 

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