しぶロフ寄席に行った日の日記

日記です。お笑いの話が少ないです。エモい文体で仕上げてみたりしました。すぐ消すかもしれないです。

 

これは昨日の話だけど、連休明けで多くの人が現実に引き戻されようとしている5月の1週目の日曜の夜、誰にでもできそうな仕事のあと、楽しすぎるお笑いライブに出かけ、ようやくの休日に向けて気持ちを高めていた。私は久々に機嫌が良かった。もう外で酒が飲める季節になっている。ファミマで安い発泡酒と大学生の女しか飲まなそうなチューハイを買う。甘いお酒は別に好きじゃないのに浮かれてるね。くたびれたスーツ姿の男がタバコを吸っている。すみませんね、私明日がお休みで、と思いながら、路地に入ったところで我慢できずにバシュっと開ける。飲みながら歩き出す。大半の大人が明日に絶望している中、私はニヤニヤと笑いながら、外で酒を飲んでいる。勝ち。私は勝ち。一年に一度くらい、このくらいの優越感は許してほしい。そんな勢いで、しぶロフ寄席の取り置きを頼んだ。

  

今朝は酒を飲んだせいか早めに目が覚めて、今日という日は絶対に楽しくしたいという強い意志で二度寝をやめて洗濯機のスイッチを入れた。寝不足感ははっきりあったし、今にも雨が降りそうではあったけど、昨日勝った私は今日も勝ち越したい。そのために朝から並々とお湯を溜めてお風呂に入ってみたりもした。カネコアヤノの新しいアルバムを聴きながら、乾きそうもないのに洗濯を干して、皿を洗って、隣家から遠慮なく伸びてくる蔦に群がるアブラムシを眺めたりもした。こんなのは実際全部序章で、私には今日はしぶロフ寄席に行くという、最高が待っているのだ。

 

渋谷は好きではない。私がいるべき街ではないから。新宿の方がずっと好き。あそこは誰の街でもないから。でもしぶロフ寄席の会場は渋谷Loft9だ、そりゃ渋谷に行かなきゃだ、そんな渋谷に行こうと思えるくらいに魅力的なライブだと私は思ったんだよな。

 

阿佐ヶ谷ロフトとかでトークライブこそ見たことがあるけど、お酒を飲みながらネタのライブを見るのはほとんど初めてだったかもしれない。びっくりしたんだけど、お笑いを見て飲むお酒は本当に美味しい。酒に合う芸人さんが多かったかもしれない。

 

街裏ぴんくさんのキュレートが本当に秀逸で、ずっと楽しすぎて、幸せな時間だった。今まで行ったお笑いライブの中で、何度かだけ経験している、全員が貪欲に、絶対に笑って帰りたいという気概に満ちた空気、みたいなものがあった気がする。もしかしたら単に私がそう思っていただけかもしれないけど。とにかく楽しかった。すごかった。最後に頼んだマリブコークの独特の甘みが、電車に乗ってる今も舌に残っている、それと同じくらい、頭の中で面白さが反芻されてる。

 

かもめんたるは生で見たのが初めてだったけど、やっぱり本当にすごかった。えぐみと愛の重すぎるフックを両側から食らってるような感覚。ずっと気持ち悪いのに、きゅん、とする瞬間も確実にあって、全編通して結局面白すぎて、どうしたらいいんだ、、と思わされた。

 

キュウとカナメストーンはこの中では割と見ている方ではあったけど、改めて本当に面白かった。キュウの今日のネタは初めて見たんだけど、極まってたしオチがおしゃれすぎた。「もうええやん」のイメージがあるから余計に。カナメストーンはもうむちゃくちゃに笑っちゃうな、ワードが強すぎる。山口さんが怖すぎるしさ。ヒコロヒーさんも見たことないネタで、本当に嬉しくなっちゃった。あんなのずるい、ヒコロヒーさんしかできない面白すぎる。あとはミリガンさんが津軽弁でとんでもない下ネタを言って、それが通じないのが面白いやつなのに、私は普通に翻訳できてしまって変なところで笑っちゃったりとかした。

 

そしてぴんくさん、なんだか拝見するのが久々になってしまったんだけど、本当に最高だった。ネタはエミとのデートの話なんだけど、あのネタをこのライブで、芸人さんのギャラリーがたくさんいる中でやってのける素晴らしさ。痺れ、街裏ぴんくの痺れをまた味わいまくってしまったな。

 

本当に全組全員が面白かった。今は書き終えたい気持ちが先行して指が上滑っているくらいの勢いだけど、出演していた全員に面白かったですと直接伝えて回りたいような気持ちになった。それが何になるというわけでもないし、このブログだって本当になんでもないんだけど、面白かったときには大きな声で、面白かったと言いたくなるね。

 

こういう日が時々あるからこそ、私は生き延びていける、睡眠とか栄養だけでは足りないね、明日からも頑張ろうね。

 

フランスピアノ ベストネタライブ「花束」に行った話

 

フランスピアノのベストネタライブに行きました。とっても良かったんです。今回に限っては多少気を遣いつつもネタバレありまくりなので読まれる方どうぞお気をつけてください。いっそのこと、で、好きなフレーズとかも書き出したりしてしまいました。閲覧に注意してください!!ここまでのフランスピアノ、総まとめライブだと思ったので、YouTubeに上がっている動画とか全部貼り付けた重めな仕上がりです!閲覧に注意してください!!!

 

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オリンポス甲子園に行った話

オリンポス甲子園

出演:フランスピアノ、レッドブルつばさ、シャララ、大久保八億、シンクロニシティ、Mr.ドーナツ伝説 咳暁夫

 

オリンポス甲子園に行ってきました。最近なんかよく行く中野440スタジオ、天井に変なツマミ?とか、コンセントとかあるし、空調も古すぎてなんか変だし、怪しげで最高ですよね。昔は病院だったらしいですね、皮膚科とか耳鼻科とかそういう。嫌いじゃないです。

 

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活力の話-1

活力

@阿佐ヶ谷アートスペースプロット

出演:

ひかるぶんどき、憤怒が足りない、レッドブルつばさ、フランスピアノ、矢野号、街裏ぴんく、俺スナともう1人

 

 

めちゃめちゃお久しぶりです。こむです。最近別で日記を書いてたり日常が忙しかったりいろんな理由でサボっていたのですが、活力が本当に最高のライブだったので久々に。私が好きな芸人さんだけ集めたみたいなキャスティング、出囃子の選曲とかもこだわってて素晴らしいです。ネタ2本ずつ見た後で大喜利もゴリゴリにあって、お蕎麦と丼のセット頼んだら両方普通サイズで来ちゃったみたいな!テンション高いからつまんない例えしちゃう!えへへ!前半です!

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ヒコロヒー単独ライブ「その次の女」に行った話

ヒコロヒーさんを初めて見たのはひかるぶんどきさん主催のネタと大喜利のライブ、『活力』だったと思います。その後に『一等賞になりたいの』でよくお見かけするようになり、その度にかっこよさにぎゅんぎゅんしていたヒコロヒーさん、初めて単独に行きました。

 

前回角座に行ったのは、今はもう解散してしまった松竹の芸人さんの単独ライブだったので、これも2回目ですね。

 

とても良かったです。本当に。ヒコロヒーさんのうまさと、かっこよさと、かわいさと、そして何より面白さがぎゅっとなってました。

 

今後どこかでやられるネタもあるかと思うので、詳細は控えますね。「マサシ」や「自分さがし」は、以前『一等賞になりたいの』か何かで原型を見ていたんですが、仕上がってて改めてたくさん笑ってしまいました。ちゃんとフッて、数段上のところで正解みたいなものを出してくれる感じ、本当にドン!って笑いを生み出してましたね…。「草間彌生」の漫談とか、青年海外協力隊とかの、たぶんギリギリ言っちゃだめな感じのことをすっぱり言ってくれてるのもとっても好きでした、ああいうのが似合う本当に…!!!かっこいいです。ひたすら。

あとは農民一揆のネタは時代劇っぽいテイストだったんですが、その辺の、普段とは雰囲気違うネタも素敵でしたね…。

 

幕間の替え歌映像もめちゃめちゃ笑ってしまいました。麻雀のやつが一番好きだった記憶がありますね、!本来やりたいお笑いの邪魔になるくらい音痴、みたいなことを仰ってたんですが、ぎりぎりでした。また見たいなあれは…。

 

誰が女を演じる、というと「ぶりっ子」とか「小悪魔」みたいなキャラクターがわかりやすいしありがちなような気もするのですが、ヒコロヒーさんが演じる女達はみんなそういう女ではなく、でもちゃんといそうでいない、ヒコロヒーさんの女になっているのが素敵だなと思って見ていました。

 

オープニングコントの幸せな女と、エンディングコントのつながりも(おこがましいですが)ヒロコヒーさんらしくて素敵でした、そういう女が本当にお似合いになる…!

 

後半には周りの芸人さんに聞いたヒコロヒーさんの印象、みたいなコーナーもあって、今まで知らなかったヒコロヒーさんのプライベートな面をちょっと見せてもらえて嬉しくなっちゃいましたね…「男と会いまくり」とか言っちゃう感じももはやかっこいいので好きですね。

 

エンディング、ヒコロヒーさんが、こんなライブに来てくれているお客さんに私たちは延命されている、というようなことを仰っていたんですけど、私からしたらお互い様なので、本当に。まあ例えば、何の意味も、生産性もない毎日とか、存在の必要性の無さとか、そんなようなことで、心が少しずつすり減っていたとしても、面白いものを見て笑うとか、そんなようなことがあれば全然良いなあと思いますね、むしろもう、それこそです。まあでもあとできれば美味しいものはたくさん食べられた方がいいし、好きな服や好きな音楽に囲まれていたい気持ちももちろんありますけど、!

 

その後言ってたことで不覚にも泣いてしまったんですけどこれは静かに心の奥に留めておきますね。ふふ

 

ブログを書きたいと思うライブはたくさんあって、でもかけがえのない一回のライブの、1人1組の芸人さんのひとつのネタを、私がぞんざいに語ることへの怖さみたいなものとのけんかが心の中で繰り広げられた結果手が止まってしまうことが多くなってしまっていますねなんか。同時に、言葉にしたらそこからもう崩れて終わってしまうような気がするくらい、こっそり大切にしておきたい感情、みたいなものも確かに存在すると信じたいので、なおのことうまく文章にできないまま、細切れのメモみたいな記事だけが下書きに積み重なっています。もう少し落ち着いたら書けるかもしれないなと思いつつ。

 

ヒコロヒーさんが、次はどんな女を見せてくれるのか本当に楽しみです。おつかれさまでした。ありがとうございました。